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「気づいたら外壁の半分がツタに覆われていた」「見た目は嫌だけど、無理に剥がして外壁が傷んだら困る」——ツタの除去は、力任せに引っ張るのが一番やってはいけない作業です。

✓ ツタは「先に枯らしてから剥がす」のが外壁を傷めないコツ
✓ 自分でやれるのは手が届く低い範囲まで。脚立を使う高さは無理をしない
✓ 費用は範囲・高さ・付着の強さで変わるため、現地確認のうえでの見積りになる

ツタの除去とは――外壁やフェンスに絡みついたツタを根元から枯らし、外壁を傷めないよう時間をかけて剥がしていく作業のことです。

まず結論:ツタは「枯らしてから剥がす」が基本

  1. ①生きたツタをそのまま引っ張ると、外壁の塗膜や外壁材ごと剥がれてしまうことがあります。まず根元を切って枯らし、吸着力が落ちてから剥がすのが基本です。
  2. 根が残っている限り、放っておいても自然には終わりません。ツタは根元から新しいツルを伸ばすため、上だけ切っても翌年また広がります。
  3. ③自分でやれるのは手が届く低い範囲まで。2階まで届いている、脚立に乗らないと届かない、という場合は無理をせず業者へご相談ください。

こんな状態なら、この記事がそのまま参考になります。

  • 外壁・フェンス・物置にツタが広がってきた
  • 剥がしたいが、外壁を傷めないか不安
  • 去年切ったのに、また同じところから伸びてきた

なぜツタは外壁にがっちり張り付くの?

ツタが壁に張り付いているのは、絡まっているからではありません。ツルから出る「吸着根(きゅうちゃくこん)」という小さな根が、外壁の細かな凹凸に入り込んで固定されているためです。種類によっては吸盤状の器官で貼り付くものもあります。

この吸着根は見た目以上に強く、生きている状態で引っ張ると壁側が負けることがあります。ツタを剥がしたのに外壁に黒い跡が点々と残る、というのはこの吸着根が壁に食い込んだまま残るためです。

また、ツタは生育条件が合うほど勢いよく広がります。湿気がこもりやすい面や、隣地との距離が近くて風が抜けにくい場所でも広がることがあり、一度勢いがつくと年々範囲が広がっていきます。「去年は窓の下までだったのに、今年は屋根近くまで来ている」というご相談は珍しくありません。

外壁一面に広がったツタのイメージ
※イメージ(外壁に広がったツタ)

ツタを放置するとどうなる?

「緑がきれいだから」とそのままにしている方もいますが、住宅の外壁では次のような影響が出ることがあります。

  • 外壁の劣化が進みやすくなる:ツタが壁面を覆うと乾きにくくなり、塗装の傷みやコケ・カビの発生につながることがあります。
  • すき間から内部へ入り込む:換気口・雨どい・サッシまわりのすき間にツルが入り込み、雨どいの詰まりや建材の傷みの原因になることがあります。
  • 虫のすみかになりやすい:茂った葉の裏は虫が好む環境です。窓を開けたときに室内へ入りやすくなります。
  • お隣へ越境する:フェンスを越えて隣地側へ伸びると、ご近所トラブルのきっかけになります。越境した枝やツルの扱いについては隣の木の枝が越境してきたら勝手に切れる?民法233条(2023年改正)と正しい対処法もあわせてご覧ください。
範囲が広がるほど、剥がす手間も費用も上がっていきます。「今年こそ」と思ったタイミングが、結果的に一番安く済むことが多いといえます。

「うちのツタはどこまで自分でやれるか」の判断だけでも構いません。写真がなくても大丈夫ですLINEで相談する)。

ツタの除去はいつやるのがいい?

ツタには大きく落葉するタイプ(ナツヅタなど)と、冬も葉が残るタイプ(キヅタなど)があり、作業しやすい時期が変わります。

タイプ見分け方作業しやすい時期
落葉するタイプ
(ナツヅタなど)
秋に紅葉し、冬に葉が落ちる葉が落ちてから(おおむね12〜2月ごろが目安)。ツルの通り道が見えるため作業しやすくなります
冬も葉が残るタイプ
(キヅタなど)
冬でも緑の葉がついている時期を問わずご相談いただけます。真夏の作業は熱中症に注意

※作業に適した時期は植物の生育にもとづく園芸上の慣行であり、法令等で定められた統一基準はありません。上記は一般的に用いられている考え方をもとにした目安で、樹種や地域によって差があります。

もう1つ大事なのが「逆算」です。後述のとおり、ツタは根元を切ってから枯れて乾くまでに時間がかかり、条件によっては数週間以上かかることもあります。「この時期までにきれいにしたい」という予定があるなら、その分の余裕をみて先に根元を切っておくことになります。来客や外壁工事の予定にあわせたい場合は、早めに動くのが安心です。

自分で除去する手順

手が届く低い範囲であれば、次の手順で進められます。ポイントは、切ってすぐ剥がさないことです。

  1. 根元のツルを切る:地面から出ているツルの根元を、剪定ばさみで切ります。これで壁側のツタへの水分供給が止まります。
  2. 枯れて乾くまで、そのまま待つ:ツタが枯れて葉が落ち、吸着根の力が弱まるのを待ちます。数日で乾いてくることもあれば、数週間以上かかることもあり、ツタの種類・季節・気温・壁面の環境によって差が大きい工程です。日数で区切らず、葉が完全に枯れて手で軽く動かせるようになったかで判断してください。ここを飛ばすと外壁を傷めやすくなります。
  3. 上から下へ、やさしく剥がす:枯れたツルを、壁と平行になるようにゆっくり引きながら剥がします。手前に強く引っ張らないのがコツです。
  4. 残った吸着根の跡を落とす:ブラシなどで少しずつこすり落とします。外壁材を削らないよう、力を入れすぎないでください。
根元を切っただけでは、地面の根は生きたままです。翌年また新しいツルが伸びてくるため、根の処理まで考えるなら、根や株の扱いについても検討が必要になります。根の処理の選択肢は邪魔な切り株、放置は危険?抜根の費用相場と抜く・枯らす・隠すの選び方が参考になります。
ツタの根元を剪定ばさみで切るイメージ
※イメージ(まず根元を切って枯らす)

DIYで失敗しやすいポイント

当社へのご相談でも多いのが、「一気に剥がして塗膜がめくれた」「高い位置だけ残ってしまった」「毎年同じ場所から伸びてくる」の3つです。共通しているのは、気づいたときには手の届かない高さまで広がっていることです。次の点に注意してください。

よくある流れ:見た目が気になって、週末に一気に剥がそうとした。生きたツルを引っ張ったところ、外壁の塗膜が数か所めくれてしまった。さらに高い位置は手が届かず、中途半端に残ったまま作業が止まる。結局、残りの撤去と、めくれた部分の相談を別々に頼むことになった——という流れは珍しくありません。

ポイントは、「一気に片づけよう」としたことと、枯らす工程を飛ばしたことの2つです。

  • 生きたまま力任せに引っ張る:最も多い失敗です。塗膜ごと剥がれると、外壁の補修や塗り直しが必要になることがあります。
  • 高圧洗浄機を自己判断で使う:広範囲のツタ跡を落とす手段として使われることもありますが、水圧が強すぎると塗膜を剥がしてしまうおそれがあります。外壁の材質や傷み具合によって適否が変わるため、素人判断での使用は避けたほうが安全です。
  • 脚立に乗って高い位置を作業する:後述のとおり、家庭内でも重大な事故が起きています。
  • すき間のツルを引き抜こうとする:雨どい・換気口・サッシのすき間に入り込んだツルは、無理に引くと部材を壊すことがあります。
国民生活センターの公表資料によると、医療機関ネットワークに寄せられた高齢者の脚立・はしごに関する事故のうち9割以上が転落事故で、約半数が入院を必要とする危害に至っています。庭木の手入れなど日常の作業中の事故も報告されています。(出典:国民生活センター「思わぬ大けがに!高齢者の脚立・はしごからの転落」2階まで届いているツタは、DIYの対象外と考えてください。

自分でやれる?業者に頼む?

判断に迷ったときは、次の表を目安にしてください。

状況自分でやる業者に依頼
ツタの高さ手が届く範囲(脚立不要)脚立が必要・2階まで届いている
作業する人脚立を使わず足元が安定している脚立に乗る必要がある・高い場所での作業に不安がある
範囲フェンスや壁の一部外壁1面以上・複数面
外壁の状態傷み・ひび割れが見当たらない塗装が傷んでいる・剥がれかけている
付着の強さ手で軽く引くと動くがっちり食い込んで動かない
かかる時間枯らす期間を含めると日数がかかる枯らす工程から任せられる
片付け剥がしたツルを自分で処分撤去・処分までまとめて

届かない高さのツタ、無理をせずご相談ください

「どこまで自分でやれるか分からない」という段階でも大丈夫です。ご相談・お見積りは無料です。

LINEで相談する電話で相談 0120-740-321

費用の考え方

ツタの除去費用を左右するのは、次の4点です。

  • 高さ:脚立で届く範囲か、足場や高所作業が必要かで大きく変わります
  • 付着の強さ:枯らしてから剥がせる状態か、跡がびっしり残っているか
  • 外壁の材質・傷み具合:慎重な作業が必要なほど時間がかかります
  • 撤去したツルの量:処分する量が増えるほど費用に影響します

これらの組み合わせで作業量が変わるため、金額には幅が出ます。世間相場としては、フェンスや壁の一部といった小規模なら数万円台から、外壁1面をまるごと覆っているような規模ではそれ以上になることが一般的です。

ご自身のケースがどのあたりに位置するかは、次の表が目安になります。

ツタの広がり方費用への影響理由
フェンス・物置の一部比較的小さい手が届く範囲で作業が完結しやすい
1階の外壁範囲と付着状態で変動面積と、跡がどれだけ残っているかで手間が変わる
外壁1面すべて作業量・処分量が増える剥がす面積に加え、撤去したツルの処分量も増える
2階まで届いている高所作業の費用が加わりやすい脚立では届かず、足場や高所作業の準備が必要になる
雨どい・換気口へ侵入慎重な作業が必要部材を壊さないよう1本ずつ処理することになる

※上記は費用が上がりやすい順序を示したもので、金額を保証するものではありません。範囲や付着の状態は写真だけでは判断しきれないことが多いため、実際の金額は現地確認のうえでのお見積りとなります。

当社はツタを取り除くところまでを担当します。剥がしたあとの外壁の塗り直しや補修工事そのものは対応範囲外となるため、必要な場合は外壁の専門業者へご相談ください。

実際のご相談ではこんな状態が多いです

当社にツタのご相談をいただくとき、実際に多いのは次のような状態です。

  • 2階の軒下までツタが到達している:脚立では届かず、自分では手が出せなくなってから連絡をいただくパターンです。
  • 根元だけ切ったが、壁面のツルが残っている:途中まで進めたものの、乾いたツルが壁に張り付いたままになっている状態です。
  • 隣家側まで伸びてしまい、早めに撤去したい:ご近所から指摘を受けて動き出すケースです。
  • ツタの撤去と、庭木・不用品の片付けをまとめて頼みたい:庭全体を一度に整理したいというご相談です。

共通しているのは、「気づいたときには自分の手が届かない範囲まで広がっている」という点です。届く範囲のうちに動けると、作業も費用も軽く済みます。

ツタの除去はどこに頼めばいい?

依頼先はいくつか選択肢があり、それぞれ得意な範囲が異なります。

比べるポイント造園業者・植木屋便利屋(当社)外壁塗装業者
得意なこと植物としての処理・根の扱い撤去・片付け・処分の軽作業外壁の補修・塗り直し
対応範囲剥がす+根の処理まで剥がす+片付け・処分まで(根の掘り取りもあわせてご相談いただけます)剥がした後の塗装まで
小規模な依頼庭作業とセットが中心一部分だけでも相談しやすい塗装工事とセットが中心
処分まで含むか含むことが多い含めて相談できる工事範囲による
向いているケース庭木や生垣と一緒に手入れしたい取り除いて片付けまで一度に済ませたい剥がしたあとに壁を塗り直したい

結局どこに頼むかは、「このあと壁をどうするか」で分かれます。まず取り除いてすっきりさせたい・再発しないよう根まで含めて相談したいなら、撤去と片付けをまとめて頼める便利屋が動きやすい選択肢です。剥がしたあとに塗り直す前提なら、先に外壁業者へ相談したほうが二度手間になりません。庭木や生垣の手入れとまとめたいなら造園業者・植木屋が適しています。

庭全体を片付けたい場合は庭じまい完全ガイド|費用・作業の種類・頼み先・放置リスクまで、フェンスまわりの生垣も気になる場合は生垣の撤去費用はいくら?1mあたりの目安と伐採・抜根までの進め方もあわせてご覧ください。

ツタを除去してすっきりした外壁のイメージ
※イメージ(ツタ除去後の外壁)

よくある質問(FAQ)

ツタは放っておけば自然に枯れますか?
根が生きている限り、自然に終わることはほとんどありません。上のツルが枯れても、翌年また根元から新しいツルが伸びてきます。根元から切る、または根ごと処理する必要があります。
ツタを剥がすと外壁は傷みますか?
生きた状態で無理に引っ張ると、塗膜や外壁材が剥がれることがあります。根元を切って枯らしてから、上から下へやさしく剥がすことで傷みを抑えられます。ただし、もともと塗装が傷んでいる外壁では、丁寧に作業しても跡が残ることがあります。
高圧洗浄機で一気に落としてもいいですか?
広範囲のツタ跡を落とす手段として使われることはありますが、水圧が強すぎると塗膜を剥がしてしまうおそれがあります。外壁の材質・傷み具合によって適否が変わるため、自己判断での使用はおすすめしません。
自分でできるのはどのくらいの範囲までですか?
脚立を使わずに手が届く高さ・フェンスや壁の一部程度が目安です。2階まで届いている、外壁1面が覆われている、といった場合は転落や外壁破損のリスクが高くなります。
除去したあと、また生えてきますか?
根が残っていれば再び伸びてくる可能性があります。再発を防ぎたい場合は、地面の根の処理まで含めて検討する必要があります。
ツタを剥がすのに向いている時期はありますか?
落葉するタイプ(ナツヅタなど)は、葉が落ちた冬(12〜2月ごろ)がツルの通り道を確認しやすく作業しやすい時期です。冬も葉が残るタイプ(キヅタなど)は時期を問いません。ただし枯らす工程には時間がかかり、条件によっては数週間以上かかることもあるため、仕上げたい時期から余裕をみて根元を切っておくことをおすすめします。
剥がしたツルの処分もお願いできますか?
量や範囲にもよりますが、撤去したツルや葉の処分まで含めてご相談いただけます。
小さい範囲でも依頼できますか?
「フェンスの一部だけ」「物置のまわりだけ」といった小規模なご相談も承っています。範囲によって進め方が変わるため、まずは状況をお聞かせください。
見積りだけでもお願いできますか?
もちろん可能です。現地確認のうえでのお見積りは無料で承っており、内容にご納得いただいてから作業に進みます。
作業中、洗濯物は外に干したままで大丈夫ですか?
作業する面によっては、葉やほこりが飛ぶことがあります。事前にお伝えしますので、作業日は室内に取り込んでいただくと安心です。

まとめ:切ってすぐ剥がさないことが、外壁を守るコツ

  • ツタは吸着根で外壁に食い込んでいるため、生きたまま引っ張ると壁側が傷みます。
  • 正しい順番は根元を切る→枯らす→やさしく剥がす→跡を落とすの4ステップです。
  • 自分でやれるのは脚立を使わず手が届く範囲まで。2階まで届いているツタは無理をしないでください。
  • 費用は範囲・高さ・付着の強さで変わるため、現地確認のうえでのお見積りになります。

運営:生活サポート24(ツタ・庭木の撤去、庭まわりの片付けなど軽作業に対応)

ツタは放っておくほど範囲が広がり、剥がす手間も費用も上がっていきます。「自分でやろうと思って、途中で手が止まってしまった」というご相談も珍しくありません。
  • ✓ 外壁のツタが2階まで届いてしまった
  • ✓ 剥がしてみたが、跡が残ってしまった
  • ✓ お隣との境のフェンスまでツタが広がっている
  • ✓ 庭の片付けとまとめて頼みたい

外壁のツタ除去、まずはご相談ください

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写真があると状況の確認がスムーズですが、なくても大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。

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