
「庭木が伸びて困っているけれど、何から考えればいいのか分からない」——そんなときの入口ページです。
✓ まず「残す(剪定)」か「無くす(伐採)」かを決める
✓ 時期・費用・頼み先の考え方をざっくり押さえる
✓ 目的別に、詳しい記事へ進む
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最終更新:2026年7月
まず結論:剪定はこの順番で考えれば迷わない
- 剪定=木を「残して整える」作業。根元から切り倒す「伐採」、根まで抜く「抜根」とは目的が逆。まず”残すのか・無くすのか”を決めるのが出発点です
- 時期は木のタイプで決まる。おおまかに落葉樹=冬/常緑樹=春〜初夏/針葉樹=春(3〜4月ごろ)。切る時期を間違えると弱ったり花が咲かなくなったりします
- 費用は「木の高さ×本数×作業環境」で変わる。高い木・電線や隣家に近い木ほど上がります(最終額は現地見積もりで確定)
- 自分でやれるのは3m以下・平地・細い枝までが目安。高所・太い枝・松の高木・危険な木は、無理をせず業者に任せるのが安全です
- 頼み先は「植木屋・シルバー人材・便利屋・自分でやる」の4択。規模と「片付けまで任せたいか」で向き不向きが分かれます

剪定とは何か?「伐採」「抜根」との違い
剪定とは、伸びた枝を切って木の形・高さ・風通しを整え、木を健康に保つための管理作業です。
根元から切り倒して木を「無くす」伐採、地中の根まで抜いて「更地化」する抜根とは、目的が異なります。
庭木に手を入れる作業は、「残すのか・無くすのか」で呼び名も費用も変わります。混同されやすい3つを整理しておきましょう。依頼するときに自分がどれを求めているのかがはっきりしていると、見積もりの行き違いが減ります。
| 作業 | 内容 | 目的・方向性 |
|---|---|---|
| 剪定(せんてい) | 伸びた枝を切り、形・高さ・風通しを整える | 木を残して「維持・管理」する |
| 伐採(ばっさい) | 木を根元から切り倒す(地上部を無くす) | 不要な木を「無くす」。ただし地中に根は残る |
| 抜根(ばっこん) | 地中に残った根・切り株を掘り起こす | 庭を「片付け・更地化」する |
→
残したい:剪定
/
無くしたい:伐採→抜根
つまり、「木は残したい。でも形を整えたい・高さを抑えたい」なら剪定、「もうこの木はいらない」なら伐採(+必要に応じて抜根)という選び分けになります。切り倒すほどではないけれど大きくなりすぎて困っている、という木は、この記事の範囲=剪定で低くできることがほとんどです。木そのものを無くしたい場合は 庭木の伐採はこちら をご覧ください。
目的別・剪定の記事一覧
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剪定はいつやる? 時期の基本
剪定に向く時期は、木のタイプでおおまかに決まります。落葉樹=冬(11〜2月ごろ)/常緑樹=春〜初夏(3〜6月ごろ)/針葉樹=春(3〜4月ごろ)が基本で、花を楽しむ木は「花が終わった直後」に切ります。
ただし樹種ごとに細かな適期があり、時期を外すと木が弱ったり翌年の花が減ったりします。モミジ・サクラ・シマトネリコ・松など13樹種の月別早見表と、「今月は何を切る?」の逆引きカレンダーは 剪定の時期【樹種別・月別一覧】 にまとめています。
なお、枝が電線に触れそう・幹が傾いて倒れそうなど「危険な木」は、時期を待たずに早めの相談をおすすめします。
自分でやる? 業者に頼む? 安全の分かれ目
剪定は高所での作業や刃物を使う、ケガの危険がある作業です。目安は「3m以下・平らな足場・手のこぎりで切れる細い枝」まで。ここを超えたら、無理をせず業者に任せるのが結局は安全で、仕上がりもきれいになります。
道具の選び方・基本の切り方(外芽の上で切る/枝は付け根で切る/一度に3分の1まで)・切ってはいけない枝(忌み枝)の見分け方は、庭木の剪定を自分でやる方法 でくわしく解説しています。
✅ 30秒セルフチェック:その木、自分で切って大丈夫?
当てはまる項目があるか確認してみてください。
- 木の高さが3mを超えている(脚立の安全な範囲を超える)
- 切りたい枝が太く、手のこぎりでは大変そう
- 電線・屋根・塀・隣家が近く、枝の落下先を確保しにくい
- 足場が斜面・ブロックの上など不安定
- 松の高木など、切り方に技術がいる木
▶ 1つでも当てはまる → 無理をせず業者への相談を。「どこまでやるべきか分からない」という段階のご相談で構いません。
▶ 1つも当てはまらない → 自分での剪定も検討できます。その場合も、保護メガネ・手袋を着け、周囲に人がいないことを確認してから作業してください。
💬 一人で無理せず、まず相談できます
「切るべきか・低くするだけでいいか分からない」という段階でも、状況に合わせて必要な手入れをご提案します。ご相談・お見積りは無料です。
高くなりすぎた木はどうする?「残す」か「無くす」かで道が分かれる
剪定の相談で特に多いのが、「木が高くなりすぎて手に負えない」というお悩みです。ここは「木を残したいか・無くしたいか」で対処がはっきり分かれます。
| あなたの希望 | 対処 | くわしくは |
|---|---|---|
| 木は残したい。でも高さを下げたい | 芯止め・強剪定(主幹や太い枝を切って高さを止める) | 高くなりすぎた木を低くする剪定 |
| もうこの木自体がいらない | 伐採(根元から切り倒す。必要なら抜根も) | 庭木の伐採 |
「切り倒すのはもったいない・シンボルツリーとして残したい」なら、芯止めという方法で高さを抑えられることがあります。ただし、切る位置や時期を誤ると木が弱るため、太い幹を切る強剪定はプロに任せるのが安心です。反対に、日陰や落ち葉の原因になっていてもう木そのものが不要なら、伐採を検討します。どちらが合うか迷うときは、木の状態を見てご提案します。

剪定の費用はどう決まる?
剪定費用は、次の条件で大きく変わります。「一式いくら」ではなく、作業費・高所費・処分費の内訳を確認できる業者だと安心です。
- 木の高さ:高くなるほど手間と危険が増え、高所作業車が必要になると大きく上がります
- 本数:まとめて作業できるかどうか
- 枝の量と処分量:切ったあとの搬出・処分の手間が変わります
- 搬出経路・車の入りやすさ:庭までの通路の幅など
- 電線・隣家との距離:枝を落とす方向の確保に手間がかかります
- 樹種:松のように手作業が多い木は、同じ高さでも時間がかかります
高さ別の費用の目安(出典つき)は 高くなりすぎた木を低くする剪定 の費用の章にまとめています。切った枝の処分にかかる手間と方法は 剪定した枝の処分方法 をご覧ください。
費用を抑えるコツは、①伸びきる前の”軽いうち”に手を入れる②複数の木・作業をまとめて依頼して段取りをよくする③自分でできる低木は自分で、危険な木だけプロに、と分担するの3つ。放置して大きくするほど、剪定も枝の処分も高くつきます。
剪定は誰に頼む? 植木屋・シルバー・便利屋・DIYを比較
剪定の頼み先は、大きく4つ。それぞれ得意分野が違うので、木の規模と「片付けまで任せたいか」で選びましょう。
| 頼み先 | 費用感 | 得意 | 片付け・処分まで | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| 植木屋・造園業者 | 中〜高 | 樹木の仕立て・技術が要る木 | ○ | 松など技術重視・仕上がり重視 |
| シルバー人材センター | 安 | 軽い剪定・低木(3m程度まで) | △ 処分は別のことも | 軽作業・費用最優先 |
| 便利屋(生活サポート24) | 中〜安 | 剪定+枝の片付け・処分を横断 | ◎ まとめて対応しやすい | 「あれこれまとめて」片付けたい庭 |
| 自分でやる(DIY) | 道具代のみ | 手が届く低木・細い枝 | × 処分は自力 | 狭い庭・軽い手入れ・時間に余裕 |
庭木を放置するとどうなる? 5つのリスク
「そのうち」で放っておくと、庭木の問題は自分の庭の困りごとから、近隣や安全の問題へと段階的に広がっていきます。
隣地への越境
枝が境界を越え、近隣トラブルの火種に
日陰・落ち葉
家が暗くなる、雨どい詰まり、隣家へ落ち葉
害虫・蜂のすみか
毛虫やスズメバチの営巣を招きやすい
倒木・落枝の危険
台風や大雪で折れ、人や車、隣家に被害も
作業の負担増
放置するほど高く太くなり費用も処分費も増加
実際、「数年放っておいたら、自分ではどこから手を付けていいか分からなくなった」という段階でのご相談は珍しくありません。そこまで進んでからでも対処はできますが、軽いうちに手を入れるほうが費用も手間も小さく済みます。

樹種別の剪定のポイント(松・シマトネリコ ほか)
庭木は樹種によって「切っていい枝」「切る時期」「切ってはいけない位置」が違います。ここでは需要の多い2種の要点だけ紹介します。
松(マツ)
松は庭木のなかでも手入れの難易度が高い木です。5月ごろに新芽(みどり)を摘む「みどり摘み」、秋〜冬に古い葉を取る「もみあげ」など、時期ごとの作業があり、葉や芽のない位置で切ると枝ごと枯れることもあります。高木の松は高所作業になるため、無理は禁物です。手順は 松の剪定の記事 へ。
シマトネリコ
人気のシンボルツリーですが、成長が早く、放っておくとすぐ大きくなるのが悩みどころ。松とは反対に萌芽力が強く、生育期なら強めに切っても回復しやすい木です。大きくしないための具体的な切り方は シマトネリコの剪定の記事 へ。そのほかの樹種も、順次くわしい記事を追加していきます。
よくある質問(FAQ)
- 剪定と伐採はどう違いますか?
- 剪定は、伸びた枝を切って木の形や高さを整え、木を残したまま維持する作業です。伐採は、木を根元から切り倒して無くす作業を指します。「木は残して低くしたい」なら剪定、「木そのものをなくしたい」なら伐採、という選び分けになります。
- 庭木の剪定はいつやればいいですか?
- 木のタイプで異なります。落葉樹は葉が落ちた後の冬(11〜2月ごろ)、常緑樹は新芽が動く春〜初夏(3〜6月ごろ)、針葉樹は春(3〜4月ごろ)が基本です。花を楽しむ木は花が終わった直後に切るなど樹種ごとに適期があるため、詳しくは樹種別・月別の一覧で確認してください。
- 剪定の費用はいくらくらいかかりますか?
- 木の高さ・本数・枝の量と処分量・搬出経路・電線や隣家との距離などで変わるため、一律ではありません。高さ別の目安は「高くなりすぎた木を低くする剪定」の費用の章にまとめています。処分費・出張費は別途が一般的で、当社では最終的な金額を無料の現地見積もりで確定します。
- 剪定は自分でやってもいいですか?
- 高さ3m未満・平らな足場・手のこぎりで切れる細い枝までなら、保護具を着けたうえで自分での剪定も検討できます。3mを超える木、太い枝、電線や隣家が近い場所、松の高木などは、ケガや物損の危険が高いため業者への依頼をおすすめします。
- 高くなりすぎた木を低くしたいのですが、切り倒すしかないですか?
- 必ずしも切り倒す必要はありません。木を残したまま高さを下げたい場合は、主幹や太い枝を切って高さを止める「芯止め・強剪定」で対応できることがあります。木そのものが不要なら伐採を検討します。切る位置や時期を誤ると木が弱るため、太い幹を切る強剪定はプロに任せると安心です。
- 剪定は誰に頼むのがいいですか?
- 植木屋・造園業者、シルバー人材センター、便利屋、自分でやる(DIY)の選択肢があります。松など技術が要る木は植木屋、軽い低木で費用最優先ならシルバー人材、剪定から枝の片付け・処分までまとめて任せたいなら便利屋、が目安です。
- 剪定した後の枝はどうやって処分しますか?
- 多くの自治体では、剪定枝を長さ・太さのサイズ条件を守れば可燃ごみに出せます。量が多い・太い幹は処理施設への持ち込みや業者への依頼が必要です。庭での焼却(野焼き)は法律で原則禁止されています。剪定とまとめて依頼すると、切ってから片付けまで一度で済みます。
- 1本だけ・低い木だけでも頼めますか?
- 1本からご相談いただけます。「この木だけ低くしたい」「生垣だけ整えたい」といった部分的なご依頼も可能です。まずは木の高さや本数、周囲の状況をお伝えください。
- 庭木を放置すると、どんな問題がありますか?
- 枝の越境による近隣トラブル、落ち葉や日陰、害虫・蜂の営巣、枯れ枝や傾いた木の倒木・落枝などのリスクがあります。放置するほど木が大きくなり、後の剪定費用や枝の処分費も増えるため、早めの手入れがおすすめです。
まとめ:剪定は「残す・整える」。まず時期と安全の見極めから
- 剪定=木を残して整える作業。時期は落葉樹=冬/常緑樹=春〜初夏/針葉樹=春が基本
- 自分でやれるのは3m以下・平地・細い枝まで。高所・太枝・松の高木・危険木はプロへ
- 費用は高さ×本数×環境で決まり現地見積もりで確定。高くなりすぎた木は「残す=芯止め/無くす=伐採」で分岐、頼み先は規模と片付けまで任せたいかで選ぶ
そのままにすると翌年はさらに枝が伸び、作業も費用も大きくなりがちです。「何の木か分からない」「どこから手を付ければいいか分からない」という段階のご相談も珍しくありません。
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