「生垣の刈り込みがだんだんつらくなってきた」「いっそ無くしてフェンスにしたい」——そう感じたとき、まず迷うのが費用がどのくらいかかるのかではないでしょうか。生垣の撤去費用は、業者によって「1本あたり」「1mあたり」とバラバラに示されることが多く、比較しづらいのが実情です。

✓ 生垣は刈り込んで維持する?撤去して無くす?まず入口を分ける
✓ 費用は「長さ(m)」と「抜根するかどうか」で決まる
✓ 本数課金・m単価、どちらの見積りが来ても換算できるようになる

刈り込んで形を保ちたい場合は、この記事ではなく剪定完全ガイドが向いています。この記事は生垣そのものを無くしたい方向けに、撤去(伐採・抜根)の費用と進め方を解説します。毎年の刈り込み費用がかさむようであれば、一度撤去してしまったほうが長い目で見て負担が軽くなるというのも、撤去を選ぶ理由の一つです。

生垣の撤去とは――列に植えられた植木を伐採し、必要に応じて根まで抜いて、生垣そのものを無くす作業のことです(刈り込んで形を保つのは剪定です)。

まず結論:費用は「長さ」と「抜根するか」で決まる

  1. ①生垣の撤去費用は、基本的に生垣の長さ(m)で決まります。「1本あたり」で示す業者と「1mあたり」で示す業者があり、換算できないと比較しづらくなります。
  2. 跡地に何か建てる予定があるなら、根まで抜く「抜根」まで必要になります。単に更地に近い状態にしたいだけなら、伐採のみで済むこともあります。
  3. ③境界に近い生垣はお隣との関係も関わってきます。撤去を決める前に、まず境界・共有かどうかを確認しておくとスムーズです。

生垣撤去の費用の仕組み

生垣の撤去費用は、次の2通りの示され方をします。

示され方世間相場の目安換算のヒント
本数課金(1本あたり)数千円程度〜(高さ・太さで変動)生垣は一般に30〜50cm間隔で植えられていることが多く、1mあたりおよそ2〜3本に相当します
m単価(1mあたり)1万円台〜3万円程度上記の本数換算とおおむね対応する範囲になることが多いです

※上記は造園業界で一般的に用いられている単価体系をもとにした目安幅であり、当社独自の価格ではありません(生垣撤去の単価を集計した公的統計は見当たらないため、業界慣行としての目安である点にご留意ください)。実際の金額は現地確認のうえでのお見積りとなります。

「結局うちはいくらになりそう?」の目安として、m単価をもとに長さ別の概算を出すと次のようになります。

生垣の長さ伐採のみの目安(概算)
5m5万円〜15万円程度
10m10万円〜30万円程度
20m20万円〜60万円程度

※上記はm単価の目安幅(1mあたり1万円台〜3万円程度)に長さを掛けた概算であり、金額を保証するものではありません。まとめて依頼すると1mあたりの単価が下がることもあります。

抜根まで行う場合は、上記に加えて別途費用がかかるのが一般的です(根の張り具合により変動)。金額に幅があるのは、樹種・幹の太さ・根の張り具合・搬出経路・ブロック塀際かどうかによって作業量が大きく変わるためです。「毎年の刈り込みがつらくなった」という代替わりのタイミングでのご相談は典型的です。

手入れが行き届かず伸びすぎた生垣のイメージ
※イメージ(伸びすぎた生垣)

1本あたり・1mあたり、どちらの見積りでも比較のお手伝いをします

費用の見方が分からない段階でも大丈夫です。ご相談・お見積りは無料です。

LINEで相談する電話で相談 080-5446-4889

見積りが高くなるケース

同じ長さの生垣でも、次のような条件があると費用が上がりやすくなります。

  • 高木化している:長年刈り込みが追いつかず、生垣というより樹木に近い高さになっている
  • ブロック塀・フェンス際:狭い場所での作業になり、養生や手作業が増える
  • 道路沿い:通行の安全確保のための養生・人員配置が必要になる
  • 重機が入れない:手作業中心になり、作業時間が延びる
  • 根が深く張っている:抜根まで行う場合、想定より根が広がっていることがある
  • 搬出経路が長い・狭い:現場から車両までの運搬に手間がかかる

こうした条件は現地を見なければ正確に判断できないため、最終的な金額は現地確認のうえでのお見積りになります。

伐採だけでいい?抜根まで必要?

撤去のあと、その場所をどう使うかで必要な作業が変わります。

  • そのままでよい・草を生やす程度:伐採のみで対応できることが多いです。
  • フェンス・塀を建てる予定がある:基礎工事の妨げにならないよう、抜根まで行うのが一般的です。根を残したままだと、後から支障が出ることがあります。

生垣は列植のため、1本ずつ独立した根ではなく、隣同士の根が絡み合っていることも珍しくありません。列植ならではの抜根の難しさは抜根の費用相場と切り株の処理方法で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

撤去の進め方と近隣配慮

生垣は境界線の近くにあることが多く、撤去する前に確認しておきたいことがあります。

  • 境界の確認:生垣が境界上にある場合、お隣と共有の生垣(=境界上にあり、双方に所有権があるとみなされる状態)である可能性があります。民法では、境界線上に設けた囲障は相隣者の共有に属するものと推定されており、共有物に変更を加えるには他の共有者の同意が必要とされています。(根拠条文:e-Gov法令検索「民法」第229条・第251条)撤去の前に、まず境界の位置と所有関係を確認しておくと安心です。共有物にあたる場合、一方的な撤去がトラブルになることもあるため、事前にお隣へ相談することをおすすめします。越境した枝の扱いについては隣の木の枝が越境してきたら勝手に切れる?民法233条(2023年改正)と正しい対処法も参考になります。
  • 隣家への声かけ:目隠し・防犯の役割を果たしていた生垣がなくなることで、お隣の生活にも影響することがあります。事前に一声かけておくと関係がこじれにくくなります(例:「生垣を撤去しようと思っていて。目隠しがなくなるので念のためお伝えしますね」のように、決定事項として軽く伝えるのがコツです)。
  • 道路側の安全:道路に面した生垣の撤去では、通行の安全に配慮した作業が必要です。
ここで紹介しているのは一般的な考え方であり、法的な判断ではありません。共有物にあたるかどうかの判断に迷う場合は、自治体の無料法律相談・弁護士・司法書士にご確認ください。
お隣との共有か分からない、という確認からご一緒するケースもあります。判断がつかない場合も、まずはご相談ください。実際に、毎年の刈り込みが負担になっていたものの、境界がお隣との共有かどうか判断がつかず、まず確認からご一緒したケースがあります。結果的に共有ではないと分かったため伐採のみを進め、跡地はご自身でフェンスを手配された、ということもありました(複数のご相談内容をもとに構成した一例です)。
生垣の撤去作業を安全に進めるイメージ
※イメージ(生垣の撤去作業)

生垣は自分で撤去できる?

低い生垣・短い区間であれば、自分で対応できる場合もあります。ただし、次のような点に注意が必要です。

  • 本数が多い:1本ずつは小さくても、まとまった本数になると想像以上に時間と体力がかかります。
  • 根が想像以上に張っている:列植の生垣は根が絡み合っていることが多く、抜根は特に手間がかかります。
  • 配管・ブロック塀際のリスク:際どい場所を掘ると、埋設された配管を傷つけるおそれもあります。
  • 処分の手間:切った木や根は自治体の分別ルールに沿って自分で搬出する必要があります。
状況自分で撤去業者に依頼
本数・長さ数本・短い区間向き本数が多い・長い区間も対応可
根の処理浅い根のみ現実的列植で絡み合った根も抜根可能
境界・配管まわり誤って傷つけるリスクあり状況を確認しながら作業
処分自治体ルールの範囲内で自分で搬出まとめて回収・処分まで対応
体力・時間想像以上にかかることが多いまとめて依頼すれば効率的

1つでも不安な項目があれば、無理せずご相談ください。写真がなくても大丈夫ですLINEで相談する)。

低木で短い区間の伐採だけであれば自分でも対応できますが、本数が多い・抜根まで必要・境界際といった条件がある場合は、無理をせず業者への相談をおすすめします。

撤去した後の目隠しはどうする?

生垣を撤去すると、目隠しや防犯の役割がなくなる点も考えておきたいポイントです。跡地の使い方としては、フェンスの設置、部分的に木を残す、そのまま開放的にする、といった選択肢があります。フェンスなど外構の設置工事そのものは当社の対応範囲外となるため、撤去後にご希望があれば、その旨をお伝えいただければ状況に応じてご案内します。

生垣を撤去してすっきりと開けた庭のイメージ
※イメージ(生垣撤去後の庭)

よくある質問(FAQ)

生垣の撤去費用は1mあたりいくらですか?
世間相場としては1mあたり1万円台〜3万円程度が目安とされていますが、樹種・太さ・抜根の要否・搬出経路によって変わります。正確な金額は現地確認のうえでのお見積りとなります。
撤去には何日かかりますか?
生垣の長さや本数によって変わります。短い区間であれば1日で完了することもありますが、長い生垣や抜根まで行う場合はより日数がかかることがあります。
抜根しないとどうなりますか?
残った根から新しい芽(ひこばえ)が生えてくることがあります。跡地を更地として使いたい場合は、抜根までの対応をおすすめします。詳しくは抜根の費用相場と切り株の処理方法をご覧ください。
隣と共有の生垣を勝手に撤去してもいいですか?
境界上にある生垣は、お隣との共有物にあたる可能性があります。一方的な撤去はトラブルの原因になりやすいため、事前にお隣へ相談することをおすすめします。共有物の扱いについての法律上の整理は、専門家にご確認ください。
撤去したあとのフェンス設置まで頼めますか?
生垣の伐採・抜根までが当社の対応範囲です。フェンスなど外構の設置工事そのものは対応範囲外となりますが、撤去後のご希望があればお伝えください。
道路にはみ出た生垣を注意されました。
道路側にはみ出した生垣は、通行の妨げとして自治体から指導の対象になることがあります。生垣そのものを無くしたい場合は本記事の内容が、刈り込んで対応したい場合は剪定完全ガイドが参考になります。
生垣の一部だけを撤去することもできますか?
可能です。生垣全体ではなく、一部区間だけの撤去にも対応できます。
撤去した生垣の処分費用は含まれますか?
基本的に、伐採・抜根した木や根の処分までを含めた総額でお見積りします。詳細は現地確認のうえでご案内します。
生垣がなくなると防犯や目隠しが心配です。
生垣は目隠し・防犯の役割も担っているため、撤去後の見通しの変化が気になる方は少なくありません。フェンスの設置など跡地の使い方については、撤去後にご希望をお伝えいただければご案内します。
撤去作業中、子どもやペットは外にいても大丈夫ですか?
作業中は道具や枝が飛ぶことがあるため、作業範囲には近づかないようお願いしています。作業のあいだは、室内や離れた場所で待機していただくと安心です。
生垣の撤去はいつ頃がいいですか?
常緑樹の生垣は時期を問わず対応できることが多いですが、落葉樹の生垣は葉が落ちる時期のほうが幹や根の状態を確認しやすい傾向があります。気になったタイミングでのご相談も可能です。
見積りだけでもお願いできますか?
もちろん可能です。現地確認のうえでのお見積りは無料で承っており、内容にご納得いただいてから作業に進みます。見積りだけで依頼を決めていただく必要はありません。
生垣の撤去に補助金はありますか?
生垣の撤去そのものに関する補助金は一般的ではありませんが、自治体によっては生垣の設置・生け垣化を対象にした助成制度がある場合があります(撤去とは対象が異なることが多い点にご注意ください)。制度の有無・内容はお住まいの自治体窓口でご確認ください。

まとめ:長さと抜根の有無で、まず全体像をつかむ

  • 生垣の撤去費用は「長さ(m)」と「抜根の有無」で決まります。本数課金・m単価どちらの見積りも、生垣の植栽間隔(30〜50cm)を目安に換算できます。
  • 跡地にフェンス・塀を建てる予定があるなら抜根まで必要です。
  • 境界に近い生垣はお隣との共有・声かけを先に確認しておくとスムーズです。
  • 低い生垣・短い区間なら自分でも対応できますが、本数が多い・根が張っている・境界際の場合は無理をせず業者へ。

運営:生活サポート24(生垣の撤去・伐採・抜根など庭まわり全般に対応)

刈り込みが追いつかなくなった生垣ほど、放置している間に本数・根の張りが進み、撤去費用も上がっていく傾向があります。「一部だけ撤去して残りは維持したい」というご相談も珍しくありません。こんな方からのご相談が多いです。
  • ✓ 生垣の手入れが毎年つらくなってきた
  • ✓ 生垣をやめてフェンスに替えたい
  • ✓ 実家・空き家の生垣が伸び放題になっている
  • ✓ 一部だけ撤去して、残りは維持したい

生垣の撤去、まずはご相談ください

✓ 写真なしでも相談OK / ✓ 一部区間だけの撤去もOK / ✓ 確定した総額から追加なし

1本あたり・1mあたり、どちらの見積りで迷っている段階でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。

LINEで写真を送って相談する電話で相談 080-5446-4889