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「実家を空き家にしてから、初めての冬。何から準備すればいいのか分からない」――遠方に住んでいると、現地に何度も足を運んで確認するのは簡単ではありません。
結論から言うと、空き家の冬支度は「水」「防犯」「火災」の3つの柱で考えると整理しやすくなります。この記事では、それぞれ何を確認すればいいか、いつまでにやればいいかをチェックリスト形式でまとめます。
まず結論:冬支度は「水・防犯・火災」の3つで考える
- ①水:水道管の凍結・破裂を防ぐ「水抜き」。誰も住んでいない家では、これがほぼ唯一の現実的な対策です。
- ②防犯:郵便物・雨戸・照明などで「留守だと分からせない」工夫。空き巣は下見の段階で管理状況を見ています。
- ③火災:使っていない家電のコンセントを抜く、可燃物を敷地内に置かないなど、通電火災・放火のリスクを断つこと。
加えて、秋のうちにカメムシなどの侵入対策をしておくと、春まで居座られる事態を避けやすくなります。
それぞれ、放置するとどうなるかを整理すると次のとおりです。
| 放置したもの | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 水抜きをしない | 水道管の凍結・破裂、床や天井の水濡れ被害 |
| 郵便物・チラシをためたまま | 「留守」のサインとなり空き巣に狙われやすくなる |
| コンセント・可燃物をそのまま | 通電火災・放火のリスクが高まる |
| 屋根の積雪を点検しない | 落雪による事故・近隣とのトラブル |
①水道管は本当に凍結・破裂する?(水回りの対策)
人が住んでいれば「蛇口を少し出しっぱなしにする」「暖房で室温を保つ」といった対策が取れますが、空き家ではどちらもできません。配管の中の水を空にする「水抜き」が中心の対策になります。
☐ 水回りチェック
- 水抜き栓の場所を確認した
- 水抜き栓を閉め、屋内の蛇口から水を抜いた
- 給湯器・トイレのタンクなど、水抜き栓以外の水も確認した
- 火災保険に凍結修理費用の特約が付いているか確認した
水抜き栓の具体的な使い方・手順、火災保険の考え方は空き家の水道管、凍結で破裂する前に|水抜きのやり方と放置した場合のリスクで詳しく解説しています。
②留守だとどう見分けられる?防犯でやるべきこと
空き巣は下見の段階で、インターホンの応答や郵便物のたまり具合を確認し、「管理されていない家」を見分けているとされています。(出典:政府広報オンライン「住まいの防犯対策」)次の点を確認しておくと安心です。
☐ 防犯チェック
- 郵便受け・新聞受けにチラシや郵便物がたまっていないか(地域の方に確認をお願いする、投函口を塞ぐ等の対応を検討)
- 雨戸・シャッターを閉め、カーテンも閉めてある
- タイマー式の照明などで「人がいる気配」を作れないか検討した
- 合鍵・脚立など、侵入の手がかりになるものを敷地内に置いていない
- すべての窓・玄関の施錠を確認した
雨戸やシャッターは防犯性を高める設備としても知られていますが、経年劣化で開閉しづらくなっていることもあるため、動作確認もあわせて行っておくと安心です。ご相談の中でも、久しぶりに訪れたら雨戸が固着して開け閉めできなくなっていた、というお話をうかがうことがあります。

③通電火災・放火のリスク、どう断つ?
空き家の火災は、誰も気づかないまま被害が広がりやすいのが特徴です。次の2点を意識しておきます。
☐ 火災対策チェック
- 使っていない家電のコンセントを抜いた(差しっぱなしのコンセントはトラブルの起点になり得ます)
- 電気を完全に止めるか、凍結防止ヒーターなど必要な設備は残すか、使い方に合わせて判断した
- 敷地内・玄関まわりに燃えやすいもの(新聞紙・段ボール等)を放置していない
プロに任せる目安
▶ 水・防犯・火災のいずれかで対応に不安が残る → まとめて業者に確認してもらう方法もあります
▶ すべて対応済み → 年末年始など次に現地へ行く機会に、あらためて確認を
📷 空き家の冬支度全般のご相談も承っています
何から手をつければいいか分からない場合も、状況をお伺いしながらご案内します。ご相談・お見積りに費用はかかりません。
屋根・外まわり:積雪と落雪
屋根に雪が積もったまま放置すると、落雪で隣家や通行人に被害を与えてしまうリスクがあります。空き家の場合、所有者が責任を問われる可能性があることや、今からできる対策は空き家の屋根から雪が落ちて他人に被害が出たら|所有者の賠償責任と今からできる対策で詳しく解説しています。実家の雪下ろしそのものを遠方から依頼したい場合は実家の雪下ろし、帰れないあなたの代わりに家族が頼んでいい?|立会い不要で写真報告される仕組みを参考にしてください。

秋のうちにやっておきたい虫対策(カメムシの越冬)
カメムシは秋になると、成虫のまま冬を越すために暖かい場所を探して屋内へ侵入する種類がいることが知られています。窓・換気扇まわりのごくわずかなすき間からでも入り込むため、秋のうちに気づかず侵入されると翌年の春まで室内に居座ることがあります。
- 窓・換気扇まわりのすき間を、隙間テープや防虫ネットでふさぐ
- 洗濯物に付着して侵入することもあるため、無人の間は部屋干し設備がない前提で、外に干したものを長期間放置しない
誰も住んでいない空き家では、こうした小さな点検も後回しになりがちですが、次に訪れたときに大量発生に気づく、というケースを避けやすくなります。実際に、秋のうちに一度も訪問できず、次に訪れた年明けには窓のすき間から侵入したカメムシが室内で大量に見つかったという例も見られます。業者に依頼してすき間をふさぎ、室内の駆除・清掃まであわせて対応してもらったところ、翌シーズン以降は同じ被害が落ち着いた、というケースも見られます(複数のご相談内容をもとに構成した一例です)。

いつまでに終わらせる?冬支度カレンダー
- 9〜10月
- → カメムシなど虫の侵入対策(すき間をふさぐ)
- 11月中
- → 水抜き、雨戸・照明などの防犯対策、火災対策の確認
- 本格的な降雪前
- → 屋根の状態を確認し、必要なら雪下ろし・落雪防止の手配
- 年末年始・帰省のタイミング
- → 現地に行く機会があれば、チェックリストを一通り再確認
※時期の目安は一般的な傾向であり、地域や気候によって前後します。
よくある質問(FAQ)
- チェックリストのうち、優先順位が高いのはどれですか?
- 凍結・破裂すると被害が広がりやすい「水抜き」と、放置期間が長いほど狙われやすくなる「防犯」を先に済ませておくと安心です。
- 電気とガスは止めたほうがいいですか?ブレーカーを落とすべきですか?
- 凍結防止ヒーターなど冬の間も使う設備があれば電気は残す必要があるため、ブレーカーは落とせません。使う設備がなければ、ブレーカーを落として電気を止めるという判断もできますが、最終的には所有者の管理方針によります。
- 雨戸がない家の場合、防犯はどうすればいいですか?
- 雨戸がなくても、カーテンを閉める、タイマー式の照明を使う、郵便物をため込まないといった対策で「留守だと分からせない」工夫は可能です。
- 郵便物はどう対応すればいいですか?
- チラシや郵便物がポストにあふれていると留守のサインになりやすいため、地域の方に確認をお願いする、投函口を塞ぐといった対応を検討する方が多いです。
- カメムシが大量発生していたら、どうすればいいですか?
- 直接つぶすと臭いが広がることがあるため、掃除機で吸い取る、粘着テープで取るなどの方法があります。数が多い場合や毎年繰り返す場合は、業者への相談も選択肢です。
- 雪が降る前に一度も行けない場合、どうすればいいですか?
- 現地に行けない期間が長い場合、水抜き・防犯・屋根の確認などをまとめて代行に依頼する方法があります。写真での状況報告を受けながら進めることができます。
- チェックリストの内容を全部業者に頼むこともできますか?
- はい、水抜きや点検などをまとめてご依頼いただくことも、必要な項目だけを単発でご依頼いただくことも可能です。
- ペットを飼っていた家の場合、冬支度で気をつけることはありますか?
- ペット自体がいなくても、餌の食べ残しや毛などが害虫を呼び寄せる原因になることがあります。片付けが済んでいない場合は、清掃もあわせて済ませておくと安心です。
まとめ:3つの柱をチェックしておけば、冬は大きく安心できる
- 空き家の冬支度は「水」「防犯」「火災」の3つの柱で考えると整理しやすくなります。
- 秋のうちにカメムシなどの侵入対策をしておくと、春まで居座られる事態を避けやすくなります。
- 屋根の積雪・落雪は、放置すると賠償責任や税負担につながることもあるため、早めの点検・対策が安心です。
- 現地に何度も行けない場合は、必要な項目をまとめて代行に依頼するのも現実的な選択です。
運営:生活サポート24(空き家の冬支度・水抜き・凍結防止のほか、草刈り・伐採・庭じまいなど幅広く対応)
- ✓ 実家が空き家になり、今年初めて冬を迎える
- ✓ 何ヶ月も現地に行く予定がない
- ✓ チェックリストのどこから手をつければいいか分からない
- ✓ 水・防犯・屋根などまとめて頼める先を探している
📷 空き家の冬支度、まずはご相談ください
写真があると状況の確認がスムーズですが、なくても大丈夫です。当社は✓立会い不要✓総額提示✓追加請求なし✓作業前後を写真報告。まずはお気軽にご相談ください。

